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ダイレクト・ドットコム・レーシングの店長日記

ミニバイクレース用パーツメーカーのDCR店長が綴る!

2011年DE耐レースレポートその4

さあスタートです。

スタートライダーはグリーンさん。速いだけでなく混戦・競り合い・微妙な路面に強いライダーです。

ハーフウェットからさらに乾きつつあるこの路面状況に最適なライダー選択です。28番という前半スタートなので、おそらくこのスティント中にトップ争いをしてくれることでしょう。

1周のウォーミングアップラップ。ベタ伏せの燃費走行でグリーンさんが戻ってくる。あまりにもベタベタ伏せていたので笑えるくらいでした。

10:00 2011年DE耐スタート!

グリーンさんはうまくスタートできたのか?

ピット裏の3コーナーへのストレート部分でどこまで順位を上げるか見てましたら11番手くらいで通過!

すごい!と思った瞬間・・・赤旗です。スタートで接触転倒があった模様。

慌ててピットに戻ります。
第2グループはまだスタートしていません。第1グループは1周分ガソリンを使ってます。どうやって帳尻を合わせるんでしょう。

結局第2グループは帳尻合わせのために1周回らされて、40分遅れでスタートやり直しです。

再度、ルマン式でスタート。2度目のスタートも、バッチリ決めて、10番手くらいで3コーナーに向かうグリーンさん。

ピットに戻りモニターを確認。1周目は7位で通過。さすがです。

その後も、競り合うマシンの動きや路面の乾き具合を見ながら順位を上げていきます。タイムは2分50秒前後。
完全ドライならあと3秒くらい速く走れそうなグリーンさんですから、まだ濡れている部分がありそうです。

そんな状況の中、競り合うマシンを振り切ったり、早めに給油に入るマシンがあったりして、ゼッケン88の我がチームはなんと1位に。
35e3.jpg


「序盤は上位で戦う」というSED参謀の命令をしっかり実行します。

15周の受け持ちをしっかりこなし、グリーンさん、「無事」給油イン!

ピットからは「無事」に見えたのですが、実は最終周でガス欠症状が出てはじめ、ヒヤヒヤの給油インだったそうです。

次のライダーのあっきー★さんを含めたクルーで給油作業。今走ったライダーからマシンや路面の状況を聞き、給油後の油面結果からSEDさんが判断した受け持ち周回数などの命令を受けます。

今年は、ピットクルーが複数いるので、ライダーは走ることに、SEDさんは作戦面に、それぞれ集中できていい感じです。

ガス欠ギリギリまで走ったことで、きっちり燃費が計れ、今後の戦略に修正を加えて、あっきー★さんへライダー交代。第2スティントが始まります。

あっきー★さんといえば・・・SCです。いつもあっきー★さんの走行中にSCが入ります。しかも長い周回SCが入ります。今回もその法則は守られました。

早くも走行2周目にSCです。

さきほど給油したばかりです。ノーマルタンクの我がチームのタンクには3Lを入れるだけの空き容量がありません。仕方なくコース上をSCの隊列に続いてスロー走行します。

早くSCが解除にならないとうちのチームとしては困ります。
チームで速いライダーが乗っているのです。このタイミングではコース上でガンガン行きたいわけです。

が、われわれの意向に反して、SCランは続きます。合計4周です。
しかも今年のSCペースは遅いです。過去に対して2分以上も遅いです。

※正式リザルトではSCは2周になっていますが、実際のスロー走行は4周でした。カウントの仕方が違うんでしょうかね?

まあ、ついていません。

そして、SCが解除になります。

あっきー★さんは、グリーンさんの速さに加えて安定感があります。多分ピットの誰もあっきー★さんが転倒することは考えていません。

実際、トップ争いをしながらも、接近バトルからはちょっと距離をおいて、むしろバトルするマシンたちのスリップを使いながら、燃費を悪くしないように走っています。大人の走りとでも言いましょうか、玄人受けする走りです。

路面はどうなんでしょう?もう完全ドライなんでしょうか?完全ドライなら、チームのベストタイムを更新して欲しい気持ちもあります。

レースとしては最終順位が一番大切なのは言うまでもないですが、マシンを作った立場の人間としては、このマシンがいったい何秒まで行くかを試したい気持ちもあります。
昨日の特スポでそれが出来ていれば今日のレースでは順位だけを考えたのですが、昨日が雨でしたからね。

もちろん、グリーンさんやあっきー★さんはこのあともう1回騎乗する予定なので、その時にベストを狙ってもらうのでもいいのですが、そのタイミングでまた雨が降ったりしてはそれも出来ませんし。。。
雨が降らなくてもエンジンがたれたりタイヤが減ったり条件は悪くなる一方のはず。

ならば・・・次のライダーの私が・・・やったるか!
感情系ライダーの血が沸騰し始めるのが分かる!・・・やってやるぜ!

が、そこへSED参謀の指令が・・・

SED「甲斐田さんはロング目で!」

私「ロング目?長く走るということ?」

SED「いえ、高めのギヤで走ってください」

そう、いわゆる燃費走行の指令です。

体の中で沸騰した血が一気に冷めるのが分かる(笑)。

くそ~、ベスト更新してやろうと思っていたのに~。

作戦面はSEDさんに任せていたので詳しいことは分からないが、スタートのやり直しでレース時間が短縮になったことと第1ライダーのグリーンさんの燃費から、作戦を見直した結果、少しガソリンが不足気味だったのかもしれない。

15周の受け持ちを持ち前の安定感でトップ争いをしたまま、給油インしてきたあっきー★さん。

「アクセル開け始めでぼこツキがひどい。右コーナーだけでそうなる。症状がひどいから気をつけて。」とアドバイクをくれる。

この開け始めの「ぼこツキ」。私には「息ツキ」と思えていたが、グリーン&あっきー★さんによれば・・・

「開け始めの一瞬は息ツクのだが、そこからさらに開けるとぼこツク」ということらしい。私が1つの症状に思えていることを彼らは2つの段階に分解して掴んでいるのだ。
この症状、昨日の雨の走行ではうまくアジャストできていたのですが、ドライで調整できていなかったのが痛い。


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