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ダイレクト・ドットコム・レーシングの店長日記

ミニバイクレース用パーツメーカーのDCR店長が綴る!

2011年DE耐レースレポートその2

7月29日、レース前日の特別スポーツ走行を迎えました。特スポは1時間×3本の走行枠があります。

メニューは

1本目:開け始めに問題のあるキャブのセッティング変更
2本目:全開走行でのペース把握・燃費計算
3本目:燃費走行時のデータ取り

と考えていたのですが・・・



ですよ。

ありえね~だろ!

震災の影響で5月の開催が7月末にずれ込んで、真夏の灼熱地獄の耐久レースを想定していたのに、めちゃ涼しいです。しかも雨降ってますよ。おまけに翌日の決勝レースの天気予報も雨ですよ。

くやしいですよ。めちゃくやしいです。

目標の2分48秒台。7月の公開練習会で私が49秒台まで行けたので、グリーン&あっきー★の両ライダーなら48秒台は楽々クリアのはず。いったい何秒まで行くんだと、ワクワクしていたんです。

それが雨ですよ。ここでテンション、ダダ下がり。

それに

私・・・ドライ専門ライダーちゃん!雨なんて怖くって乗れません。

転倒するか、ビギナー以下のタイムを刻んでレースをぶち壊すか、のどちらかです。

まあ、とりあえずこの日は、受付、車検、装備車検の後、午後からの特スポなので天気の回復に期待をして、切れそうな気持ちを繋ぎ止めます。

受付でのグリッド抽選は・・・くじに強いあっきー★奥さんに任せて・・・見事前半スタートの28番を引いてもらいました。ありがとうございます!前半グリッドだとスタートライダーのやる気も高まっていいですよね。

車検、装備車検とも、今年は一言のご指摘もなく一発合格!やっぱり一発合格は気分がいいですね!

あとはお天気が回復すれば・・・ええ、回復しませんでした。雨でございますよ。

「雨の日はバイクに乗っちゃいかんとの爺さんの遺言が・・・」とグリーンさん。
「雨の日にバイクに乗るとお腹の具合が・・・」とあっきー★さん。
「最後に雨の走行したのは何年前だっけ・・・」と私。

ライダー3人的には「なにもレース前日に雨の走行をしなくたって。。。」って暗黙の了解が出来ていたんですが、レース参謀役のSEDさんの「明日の決勝も雨かもしれないので、雨のタイム・燃費のデータが必要」の一言でライダーの暗黙の了解はすっ飛び、走行券を買うことに。

2008年、2009年のDE耐ではライダーとして頑張ってくれたSEDさんですが、その後ライダー引退宣言をして、今回はレース参謀としての参加です(DE耐レギュレーションのライダー最少人数が4人から3人に変更になったのはSEDさんからの圧力があったというのがもっぱらの噂です)。

CDIとかデトカンとか、難解なパーツを作る理数系のSEDさんですから、思考も言動もすべて合理的で隙がありません。その彼の「雨中走行命令」に誰も異を唱えることはできませんでした(笑)。

まずグリーンさんにSEDさんから走行命令が出されます。2009年雨のもてぎ初走行1周目で転倒のトラウマを払拭させようという配慮でしょうか?優しいのか非情なのか、SEDさんのことがよく分かりません(笑)

そんな中、グリーンさん無事に数周ラップしてピットイン、あっきー★さんにチェンジします。

グリーンさんのコメントは、「前後のサスのバランスはこれでOK」「アクセル開け始めでぼこつく。クリップ1段上げるといいかも」「ストレートでフロントががたつく」とのこと。

あっきー★さんも数周してピットイン。「7000回転以下が全然ダメ」と。私にチェンジ。

え、私、もう乗るの?

「とりあえずグリーンさんとあっきー★さんが乗って、セッティングとかいろいろやってもらって、時間が余ったら(仕方ないから)私が乗る」ってSEDさんに言っておいたのですが、そんなライダーのリクエストなんてかる~く却下されます。

こえ~、ひゃ~、って言いながら、雨の中を走ります。あっきー★さんが「7000回転以下がダメ」って言っていましたが、7000回転どころか8000回転でも時には9000回転でも吹けませんよ。

ふけないマシンで雨中の走行を終えて、ピットに戻る私。やばいタイムしか出ていません。たしか他の2人比べて20秒落ちくらい。

2本目の走行に向けて、マシンをチェックしていたら、トップブリッジのナットがなくなっていた。グリーンさんの「フロントががたつく」の原因はこれかも。このパーツはスペアを持っていないぞ。どうする?ちょっと考えて。。。日曜日決勝組のDCRサテライトチームのIさんのマシンから拝借。ありがとうございます。こういう時2台体制だと助かりますね。

キャブのニードルのクリップ段数やプラグをチェックしていた時に、ガソリンキャッチタンクが雨の水で満タンになっているのに気付いた。高回転しか回らない原因はこれだったか。一応雨が入らないようにガムテープで覆いを作っていたのですが、不十分だったようです。

2本目。まだ雨です。グリーンさんがキャブセットの確認のために出動。その後あっきー★さんに交代。
キャブのセット変更は良い方向だったようだが、今度はツキが良過ぎるとのこと。このお二人は乗り方はタイプが異なるのだが、マシンのインプレッションはいつも同意見になる。今回もそうだった。

3本目。ASを濃い方向にして調整。この走行枠は私がすべて走るはめに。雨の練習をして来い!ってことです。このままのタイムでは他のライダーより遅すぎるので作戦面でどうにもならないようです。すべてのライダーが同じタイムで走れると作戦を考えるのも楽ですからね。

「3分25秒ぐらいで走れませんかね」ってSEDさん。

それってさっきのタイムより15秒も速いよね・・・(汗

1周目 3分40秒くらいで回る。  まだ1周目だしね・・・

2周目 3分38秒       結構がんばったのに~

3周目以降も似たようなタイムが続く 

やべ~3分30秒も切れそうにないぞ。。。

ピットではすでに撤収作業が始まっているような気がしてきた。走行を無事に終えてピットに戻っても、誰もいなくなっているんじゃないか?
 
せっかくメンバーが集まった特スポでまた一人ぼっちかよ。

ならいっそのこと、こけてレッカーで戻ったほうがまだ救われる気がする。

そう思って、もっと攻めてみる。ちょこっとタイムが上がる。でもまだ3分30秒くらい。

後ろから抜いていくマシンがいる。あ~あんなスピードでコーナーに入っていけるんだ~。

ちょっと安心して自分も行ってみる。意外と行ける。3分30秒を切ったぞ。

気持ち的にも落ち着きが出てきて、以前美浜サーキットで雨の中レッスンしてくれたO先生のアドバイスが思い出される。リヤブレーキをメインに使っていく。

雨も小降りになってきたんだろうか、タイムが上がってきて、ノルマの3分25秒が出た。ほっ。

ピットにメンバーが戻ってきた気配を感じた(笑)。

さあここからどうやってタイムを上げる?グリーン&あっきー★さんは20秒そこそこだぞ。どうやってそこまで行くんだ?

いつもならノルマ達成と同時にピットインする私だが、今回は違う。更なるタイムアップを狙っている。
それが「ライダーのやる気」なのか「SED参謀への怖れ」なのかは不明だが(笑)。

立ち上がりの加速から攻めて行こう。ツッコミから攻めたらダメだ。落ち着いていこう。

この辺りは1週間前のトミンのスクールでのアドバイスが効いている。スクールの時には腑に落ちなかったアドバイスだったが、こういう状況ではす~っと受け入れられる。全く自分勝手だ。

4コーナーと130R。雨でも全開で回れるはず。ミニバイクならストレートも同然のはず。でもここでアクセルが緩む。怖い。めちゃ怖い。これ以上行けない。

仕方なくコーナーの入り口を頑張ってみる。やべ~あっという間にタイヤが滑る。やっぱり入り口を攻めたらダメだ。

結局、克服できないうちにチェッカーが出る。敗北感・・・。

まあ、決勝前日の一夜漬けの雨練習でポンと成果を出せるような潜在能力なんて元からないのだから、こんなものですよね。転ばなかっただけ儲けものと思わないといけませんよね。

ピットに戻ると「まあまあでしょう」とSEDさん。作戦を立てる上で何とか目処が立ったということなんでしょう。チームから追放されなくて、ほっとしました。

しかし、私がチーム代表で、マシンも私が用意して、練習やデータ取りも、冬からずっと私一人でやってきたのに、レースウィーク入った途端、一番下っ端になっているって、どうなんでしょう?(爆)多分うちのチームだけですよね、こういうのって(笑)

走行後はタイヤ交換など決勝に向けたマシン整備を行ってもらいます。幸い転倒がなかったのと各員手際が良いのでさくっと終了。

いつものようにみんなでお食事して宿に向かいます。

宿ではSEDさんが作戦を考えます。

天気予報では意外にも雨の降り出しは12時ごろから。つまり決勝スタート後2時間はドライで行けるかも?という状況です。

で、SEDさんの考えたプランは、スタートはグリーンさん、セカンドはあっきー★さん。この速いライダー2名はガソリンを使い切るまで長く走って、序盤は上位で戦うというもの。

その後は天気やSCの出動などの状況に応じて作戦を柔軟に変更していくというもの。

私は一応サードということですが、状況によって走行時間や2順目の順番などは変わってくるということです。

作戦面はSEDさんに全面的にお任せしているので、それで了解!

明日の天気が予報以上に回復してくれることを祈って「おやすみなさい!」

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