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ダイレクト・ドットコム・レーシングの店長日記

ミニバイクレース用パーツメーカーのDCR店長が綴る!

油温センサー用フィラーキャップ

油温センサーを取り付けるためのパーツもいろいろ作りましたが・・・

結局これが現実的かな。。。

P1050928.jpg

開発当初はドレンボルトにボスをボルト止めして、そこにセンサーを付ける方法でやってみたのですが、実温度の-20度くらいになってしまい。。。
ドレンボルトが走行風によって冷やされたクランクケースによって温度を奪われるようです。

やっぱりセンサーを直接オイルに漬けないとダメなのか。。。

となると、一番初めに考えつく方法が、ドレンボルトに穴を開けて、オイルを呼び込んでおいて、センサーで塞ぐという方法。

でも。。。
ドレンボルトの直径が12mmなので、そこにセンサーが取り付く10mmの穴を開けると、ドレンボルトの肉が薄くなりすぎて危険。実際にドレンボルトが割れたと言う話もあります。
もっと細いセンサー径なら行けるかもしれませんが・・・
しかしこの構造だと、センサーにワイヤーロックしないとダメなんじゃないかな~、車検的に。

それにドレンボルト周辺にはマフラーがあったりして、センサーのコードが焼けちゃうのが心配だったりもしますので、ドレンボルトへの加工はやめにしまして。。。

そうなると、もうここしかないわけですよ フィラーキャップ

フィラーキャップに穴を開けてそこにセンサーを入れる方式。

試作品はこんな手抜き方法で造られます。

M20の巨大なボルト。凶器に使えるほどゴツイです。
P1050927.jpg

こいつを旋盤やフライスで加工して
P1050928.jpg

センサー側も
P1050929.jpg

スパナをかける部分を削って
P1050930.jpg

で、この向きで
P1050931.jpg

合体!(シールテープを使ってオイル漏れのないようにし、最後にナットをワイヤーロック)
P1050933_20110414105339.jpg

これがケースにこのように付きます。
P1050934_20110414105338.jpg

構造上、センサーはケースの奥底まで届きませんので、ケースの底にたまるオイルには接触できません。

が、エンジンを回すと、クラッチがオイルをバシャバシャ飛ばすので、それがセンサーに降りかかって、温度が測れる?というわけです。

こんな方法で正確な温度が測れるんだろうか・・・と思いますよね。

3月のもてぎのテストではそれらしい温度になってましたが。。。

また近いうちにテスト走行してみます。

これは失敗作。
P1050932.jpg

センサーの加工をしている時にねじ部をつぶしてしまい、ナットが入らない。。。
このセンサーのねじピッチはM10*P1.0という特別なものなので、ダイスがないし、このためだけにダイスを買うのもなあ~

じゃあ金属用のパテや接着剤で止めてしまえばいいじゃないか!

と、今なら冷静に考えられるが、情熱的な私は

「溶接しちゃおうか」となるわけですよ。

溶接したら、その熱がセンサーを壊すのでは?

と、今なら冷静に考えられるが、楽観的な私は

「一瞬なら大丈夫じゃねえか」と考えてしまい・・・

燃えました・・・
P1050935.jpg

先ほど新規に購入しまして11025円の出費です。痛いです。

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コメント


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ここは思い切って・・・

こんにちは、私もマイクロン4ユーザーでして、湯温センサーあるんですがどこに着けようか迷いますよね。
そこで提案! 思い切ってクラッチカバーの下の方に穴開けて、タップ立てるというのはいかがでしょうか?
ドレンボルト1個増やすイメージで、センサー側にもワイヤーロック用の穴を開ければ車検もOKでは?
もちろんクラッシュワッシャ入れる部分も考慮しつつカバーを加工するわけですが。

ossan3 | URL | 2011-04-14(Thu)20:46 [編集]


ossan3さま

ケースカバーに穴を開けたりしてよいのであれば、いろいろ考えられると思いますね。よくオイルクーラーのホース取り出しニップルを付ける場所がありますよね、あの場所などは良いのかなと思います。
でも出来れば穴開けたりしたくなかったんですよね~
みんな悩んでいるんですね~

DCR店長 | URL | 2011-04-15(Fri)18:11 [編集]