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ダイレクト・ドットコム・レーシングの店長日記

ミニバイクレース用パーツメーカーのDCR店長が綴る!

ちょっとDE耐レースレポート(準備編)

初開催のちょっとDE耐。

本家DE耐のレース時間7時間・ガソリン21L・最低ライダー数3人に対し、3.5時間・12L・2人です。

このレースの開催が決まって、6~7月にはエントリーをしていましたが、その時点ではライダーさんが決まっていませんでした。本気(あくまで当店レベルの本気です)のレースをするのか、エンジョイ的なレースをするのか、新規にパーツを開発するのか、現状のままで出るのか、全く決めていませんでした。

5月の本家DE耐では燃費重視のラップタイム10秒落とし作戦でしたが(結果はゼロ周リタイヤ)、当店で改良したノーマル改エンジンが結構良い感じに速かったので、燃費を気にしないアクセル全開のレースをしたかったというのはありました。

とりあえずはメンバーを探さないといけません。軽い気持ちでこのブログで募集したら、NさんとHさんが応募してくれて、ピットクルーとしてN奥様も加わってくれることになり、一気に体制完了となりました。

Nさん、Hさんは当店当初からのお客様で、実は当店の商品の中には開発段階で彼らに実験台になってもらったものがいくつかあります。トップブリッジ、フロントステーベース、可倒式ペダルノブ、195mmバックステップ、ハンドルストッパー・・・もっとあったかも?

彼らが昨年からRサスの長さをもっと伸ばしたい=リヤの車高を上げたいとあれこれトライしつつもまだ満足な形になっていないのを知っておりましたので、今回のレースは「リヤ車高UP」部品の開発をテーマにしました。

それとエンジン面では12PSを目標に、改造箇所はより少なく・ピンポイントでより深く追求することに。
あれこれやるんじゃコストが上がりますから。一番効き目のあるところをいじろうということです。

8月上旬・・・

7月にエンジンは出来て、もて北のレースで検証もしたのですが、なかなか良いなあと思ってベンチにかけたらなんと前回よりマイナス1PSの10PS。。。前回の11PSはスズカワークスヘッドが乗っていたのですが今回はノーマル。やっぱりヘッドを加工しないとダメなのかな~。しかしヘッドの加工はやりたくない。加工しちゃったらノーマルのレース(ST仕様)に出られなくなってしまう・・・
そこでもともと上げてあった圧縮をベースガスケットを薄くしてさらに上げてバージョンアップ。

リヤ車高アップ部品は、リンクブロックを新規に作成+リンクプレートを他社品パクリ?の暫定仕様で、さあどうなるか?

まずは地元のサーキットで私がシェイクダウン。猛暑の中のショートサーキットではエンジン面の比較は出来ず(ライダーの感性不足)、リヤ車高アップ部品の良し悪しもよく分からず(やっぱりライダーは感性不足)。
とりあえずいつもガリガリっとこすっていたコーナーで擦らなくなったので車高は上がったんでしょう的=やっつけシェイクダウン完了。

8月後半・・・

もて北にて、Nさん、Hさんがテスト走行(私はミニモトSTに向けての練習レースで不参加)。
エンジンに関しては最後の一伸びが足らないけど低速のトルクはキタコキット車以上だと概ね高評価。
が、車高アップ部品に関しては、車高は上がっているし奥での踏ん張りはすごくよい感じだが、空車~ライダー乗車までが柔らか過ぎということで、2~30点くらいか。。。

9月上旬・・・

もて北で再度テスト走行。今回は私も参加して初めて全ライダー3人+ピットクルーが揃いました。この日も猛暑だったなあ・・・
エンジンはそのまま。車高アップ部品に関してはリンクブロックを新規に作り直し。翌週がミニモトSTで、その準備に追われ、作り直しに着手できたのが前日夕方、完成したのが当日早朝。。。徹夜でもて北に。
最初にNさん、Hさんに乗ってもらい前回との比較をしてもらう。

1本目でかなり良くなったとのコメント。そこから車高が上がる方向、下がる方向を試しながら、それにFフォークのセッティング合わせながらのバタバタしたトライを重ねましたが、最終的にはリヤ側は皆が満足する仕様が出ました。(それに合わせたFフォークのセットはその後も続けましたが結局レースでもまだ不満が出たみたいです。)

9月下旬・・・

次回の走行がレース間近の11月1日なので、この間のインターバルがエンジンOHのチャンス。OHに出す前にロングコースを走っておきたかったのですが、もてぎでの走行がなかったので、筑波2000でテスト走行。
あっさり自己ベスト更新!トキメキました!このエンジン仕様、速い!これでしっかりOHしたら。。。素敵な予感~
リヤ車高アップ部品も暫定的に他社品を流用してテストしていた部分をオリジナルで製作。いつもガリっと擦っていた1ヘアでも擦らなくなったし、最終コーナーも小さく曲がれるようになった。

10月下旬・・・

7CさんからエンジンOHから上がってきた。いつもの通り、バルブタイミングやスキッシュ、ピストン-バルブクリアランス他の計測データ付。その計測データから、面研した影響でバルブタイミングが遅れていると。数度早めたら良いかもとのサジェスチョン付。世界レベルのコメントに従い、初心者レベルの私がバルタイを調整する・・・ここが一番怪しい作業。

11月1日・・・

もてぎフルコースでの最初で最後のテスト走行。雨上がりの路面でよく分からないと言いつつ、トキメキを感じなかったエンジン。回っていかない気がする。
燃費は37KM/L。まあハーフウェットでベスト3分5秒での燃費ですから、レースで使えるデータなのかどうかは?
SEDさんに作ってもらったCDIを早速壊す。キャブのトラブル?も

11月5日・・・

筑波2000でテスト走行。ドライ。ここで11月1日の問題を解決しないと。
が、エンジン、トキメかない。9月にベストを更新したときにフィーリングと明らかに違う。私のフィーリングほどあてにならないものはないのだが、絶対に違う!
同行していたSED氏に相談したら「一番良い時の仕様に戻したら良いのでは?何が吉と出るか分かりませんよ」とこちらの気持ちを察した回答があり、帰社後即座にバルタイを戻す。
SED氏には11月1日に壊したCDIの代わりにもう1つCDIを製作してもらい感謝の気持ちでいっぱいでしたが、このCDIも翌日私がまた壊しました。ごめんなさい。

以上がレース当日までの経緯です。


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