ダイレクト・ドットコム・レーシングの店長日記

ミニバイクレース用パーツメーカーのDCR店長が綴る!

2015DE耐レースレポートその12

事件です。

給油所出口で指定されたアウト時間を待っているとき、

「ゼッケン98のチームの代表者の方、コントロールタワー3階まで来てください」

というアナウンス。

この種のアナウンスは、何かルール違反を犯した場合がほとんどです。
呼び出しをくらって、ペナルティを宣告されるか、違反の程度が軽ければ、厳重注意で済む場合もあるらしい。

とりあえず私はタイムカード時刻に給油所をスタートして次のライダーのMさんにマシンを渡し、急いでコントロールタワー3階へ向うと、先にコントロールタワーに行っていたKさんが戻ってきて、

「ピットロードで追い越しの違反を犯しているとのこと。3時10分にストップアンドゴーのペナルティを出すので、チームからもライダーに指示して欲しいとのこと。」と教えてくれた。

皆さん、ごめんなさい、私の違反です。ピットロードで他のマシンを追い越ししてしまいました。ああ、なんてことを。。。

ピットでは、サインボードを改造したり、ピット前で止まらずコントロールラインへ誘導する人を立たせたり、チームのみんなが知恵を絞って対策を考え実行する。即席チームなのにこの突発的な出来事に対応できるなんてすごい!と感心する一方、自己嫌悪200%です。ですが、この状況を作った張本人が一人落ち込んで何もしないなんて最低なので、コントロールランのペナルティBOXに向かいました。きっとペナルティの理由が分からず困惑しているはずのMさんに伝えなくては。

オフィシャルさんが出すペナルティボードに数周気付かなかったMさんですが、チームのサインボードで気付いたようでピットロードに入ってきました。制限速度の60Km/hがもどかしい。
ようやくペナルティBOXに戻ってきたMさんに「違反したのはMさんじゃなくて私だよ」と言いたかったのですが、そんな時間があるわけもなく、Mさんはあっという間に再スタート。

Mさん、ごめん~

そしてオフィシャルさんをはじめ、皆様ごめんなさい。

ピットに戻る足取りが重い。チームの皆に会わせる顔がない。うー、マジ泣きそう。多数のチームの方に慰められながらピットに戻る。そしてチームの誰も私も攻めないのが余計に辛い。

今出来ることを考えよう。クラストップ、クラス2位との差を測ったり、Mさんがゴールまでにあと何周できそうか、ガソリンがもつのか、を計算した。

クラストップの♯96はうちより1回少ない給油でゴールしてしまいそうだ。ノーマークだったがあっぱれだ。
クラス2位の♯17は給油に入った。これから10分間ストップするので、コースインするときには同一周回になるはず。
うちはMさんの速さをもってすればトータル121周行けそうだ。でもガソリンは事前の燃費データでは119周分しかない。

Mさんに交代する前に「ガソリンが厳しいので、狙うべきポジションを得たら、燃費走行に切り替えてください。」と伝えていた。が、本心は「そう上手くいくものか。最後の最後で燃費走行にしたところで2周分のガソリンを稼ぎ出すことはかなり難しい。最初の4スティントでガソリンが余り気味に見えたのが現実であってくれ。」と思っていました。

♯17が給油アウト、ライダーチェンジしてコースイン。その20数秒後にピット前を通過するMさん。

うー、やられた。ペナルティのストップアンドゴーのロスで先行された。

やばいな。。。

チーム最速のMさんなら、きっと追いついてくれるはず、と思いつつ、20秒のロスを追いつくためには全開で走るしかなく、ガソリンが節約できない。追いついたとしても最後はガス欠してストップする可能性が高まる。。。

まあ、そうなったら仕方ない。いまさら作戦の変更も出来ない。とにかく今は2位の♯17を追うだけだ。

↓↓↓ランキングアップにご協力ください!


←クリックお願いします


■当店webSHOPはこちら←お買い物もヨロシク、です



■Facebookページはこちら


■Twitterはこちら
関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する