ダイレクト・ドットコム・レーシングの店長日記

ミニバイクレース用パーツメーカーのDCR店長が綴る!

2015DE耐レースレポートその4

全く進歩のないまま終わった3月の走行会。次回の4月の走行会まで約3週間。何かしなければ。このままではつまらない。

まずダイエットだ!4キロ減では全くタイムが上がらなかったので更なる軽量化が必要だ!1日1膳。

続いてエンジンだ。タペット調整とオイル交換しかしたことがなかったので、腰上をばらしてみました。ピストンにカーボンたっぷりでスキッシュがなくなっていました。

あとは何をすれば速くなるのだ?

GROMというバイクは・・・

純正のままだとO2センサーがAF値が14.7になるように常に調整している。AF14.7が一番排ガスがきれいに出来るらしい。しかしサーキットを速く走ろうとした場合、14.7は薄すぎてパワーがない。なのでサブコンを装着し燃料を増量して濃くする。濃くなるとパワーが出るのですが、O2センサーが濃くなったAF値を感知して、14.7に戻そうと燃調を薄くする。これがO2センサーのフィードバックと呼ばれる機能です。

このフィードバックはある特定のエンジン回転域&アクセル開度域でのみ働き、サーキットで使われるエンジン高回転域&アクセル全開域では働かないといわれている。働かないならサブコンでの増量分燃調を濃く出来るはずだが、実際にはある瞬間いきなり薄くされたりします。

このフィードバックがいつ、どのような条件下で働いているのかが分かりません。サービスマニュアルにも一言も書いてありません。分からないのは厄介なので、「え~い、O2センサーを外してしまえ!」となるわけです。

O2センサーを外してもエンジンが普通に掛かり、なんとなく普通に走れてしまうので、「な~んだ、O2センサー外しても平気だ!これでO2フィードバックもないからサブコンで思い通りの燃調に出来るぞ!」

と、とてもシンプルに考える人がいる一方で、

いやいや、純正ECUはO2センサーでいろいろなコントロールをしている。O2センサー外したら警告灯が点いてセーフモード(とりあえず動くだけというモード)になってよろしくない。ECUには「O2センサーは外れていませんよ」というダミー信号を送ってセーフモードに移行させないようにしないといけない。ついでに「燃調も濃くも薄くもないですよ」というダミー信号を送ればO2フィードバックも働かない。なのでそのような機能を持ったマイコン制御のO2キャンセラーを装着しないとダメです。

という人もいます。

いったい何が正解なのだ!(未だに正解は分からず)

とりあえず当店が使用しているサブコン(エニグマ)メーカーがO2キャンセラーを売り出したので、それを装着したのが昨年秋。それ以降3月の走行会まで使用し続けていて、警告灯が点いたり、いきなり燃調が薄くなることもなく、AF値は狙い通りの13をキープできていて、O2センサーの処置には問題がないと思っていたのですが、どうもこのO2キャンセラー装着以降速かったことがない。う~ん、O2キャンセラー外しちゃおうかな?いっそサブコンも他メーカーに切り替えようかな?

そう思い始めていた時、フェイスブックでお客様が「私はO2センサーは外してアースしています」とメッセージをくれました。
警告灯も点かないし、セーフモードにもならないとのこと。

さっそくO2センサーをアースして公道テスト。

むむ?何か違う!O2キャンセラー装着時と何かが違う。

より細かく正しくAF値が測れるワイドバンドAF計を装着して確認してみると、O2キャンセラー装着時はあるエンジン回転域は濃すぎ、別の回転域では薄すぎなのに対し、O2センサーアースだとその濃い/薄いのばらつきが少ないのが分かった。どちらにしてもサブコンで調整はできるのだが、ばらつきが少ない方が調整が格段に楽だ。

ということで、今後はO2キャンセラーでのO2センサー処理をやめて、アースでいくことに決定。O2アースでサブコン増量を煮詰め4月の走行会に挑みました。

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