ダイレクト・ドットコム・レーシングの店長日記

ミニバイクレース用パーツメーカーのDCR店長が綴る!

5/1DE耐公開練習会チームDCR

当日は快晴。決勝にとっておきたいくらいでした。

サインエリアに天幕張ってモニターもPCも置いて、本番と同じ状態を作ります。サインエリアも本番前の予行練習です。
さっそくモニターを動かしてみると昨年とはモニターのチャンネルが変わっていました。こういうことも予行練習をしたからこそ分かることです。

走行1本目。チーム最速のMさんがGROMをセッティングします。サブコンの増量程度やFフォークのセッティング、その他前回と異なる部分の確認をしてもらいます。
「問題があったらすぐにピットインして」とお願いしてコースに送り出しましたが、ピットインする様子はなく、3分0秒を安定的に刻んで、赤旗が出たタイミングで戻ってきました。

Mさん「エンジンは前回より振動がなくなりパワーもある。しかし8000回転台で失火する。番手アップで硬くしたFフォークは硬すぎて入らない。ファイナルはもう少しロングが良いかも。」と的確なインプレ。

マシンが好調なうちに、私も乗ります。これまで好調な時に乗れたことがありません。GROMはインターバルの間に調子ががらりと変わることが多いのです。調子の良い状態を知っておくことはマシンオーナーとしては重要なのです。

ということで、マシンオーナー特権を発動して、マシンにまたがりコースに出ます。

コース上はこれまでの走行会とは違い、台数が多く、なかなかクリアラップが取れない状況ですが、3分5秒で自己ベスト更新。これまでは4速に入れられないことが多かったのですが、今回は4速がしっかり使えます。

しかしパワー感はありません。もっとロングかも?とMさんが言っていたファイナルは、私のレベルではこれ以上のロングは出来ない感じ。Fフォークは私的にはこれで問題なし。この硬さのまま突き出しを増やしても良いのかも。失火はなし。

5周ほど走ってクリアラップが取れて3分3秒までベスト更新。

う~ん、タイムは上がったけど、パワー感は全くない。これがGROMのベストな状態なのか?これがベストだとしたら全く楽しくないバイクだ。Mさんは3分0秒だし、私も自己ベストが更新できたし、きっとマシンの方向性は間違ってはいないのだろうけど、納得感が全くない。燃費は32km/L。

走行2本目。いつも2本目以降調子が悪くなる当店GROM。ここからの調子を安定させることが当店の今の課題です。
KさんとYさんが騎乗。赤旗が数回出て細切れで終了。クリアラップが取れない中、それぞれ自己ベスト付近までタイムは出た。燃費は32km/L。まずまずですかね?とりあえず大きく調子は崩れていないようですが、失火の現象は続いているようです。

3本目までのインターバルで、車検相談。フロントとリアのゼッケンにOKをもらい、ガソリンキャッチタンクの指摘を受け、5個もメーターがついていることに呆れられ、音量は2種のマフラーで86db、90db。

3本目は、失火状態を解決させるために、ECUとプラグを交換。更にタイムアップを目指してDCRマフラーに交換。ファイナルは1Tショートに。というか、私の間違いで1本目・2本目の走行では1Tロングになっていた。

交換したパーツのうち、一番怪しいのがDCRマフラー。ノウハウゼロな私が作っていますからね。しかも事前の公道テストではふん詰まり感がありました。それが本当にふん詰まりなのか?もしかしたらハッピートルクなのか?私には分からなかったのでまずはそこをMさんに白黒つけてもらおうということでMさんからスタート。

排気音が大きくなったからか、サインエリアから見た感じでは速くなっているように感じましたが、Mさん3周ほどでピットイン。「頭打ちが早い」と。つまり「ふん詰まり」決定です。「ふん詰まり」と言わないところにMさんの優しさを感じましたw。

アツアツのマフラーをやけど寸前で交換するピットクルー達に感謝し、Mさんリスタート。
※アツアツのマフラーで軍手が溶けてます。
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3分を切って2分59秒突入。この3本目でもGROMの調子は崩れていないようです。
続いて私が騎乗。走行中の実油温を測ってみたらほぼ100度でした。もう少し油温を下げたい気持ちもありますが、オイルクーラーなしではこれくらいの温度にはなってしまうでしょうね。

そして来ましたGROMトラブル!S字の立ち上がりでいきなりエンジンストール。ほほー、そう来たか。即座にキルスイッチのオフオン+セルで再始動。とりあえずエンジンは動きますが、そのままピットイン。ピットでECU初期化を行って再びピットアウト。

エンジンストールの原因は分かりません。原因追求は続けますが本番までに分からないかもしれません。なのでストールしたときにどのように対処するかもいろいろ試しておく必要があります。

ピットアウト後は調子よく走れました。1Tショートにしたファイナル、元に戻したマフラーとRUN R&Dサイレンサーの組み合わせ、交換したECU、プラグ、どれがどのように効いているのかは分かりませんが、自己ベスト更新の3分1秒台。おそらくスリップの効果が一番大きかったと思われますが、マシンには問題ない状況で4本目につなげることが出来ました。3本目の燃費も32km/L。

4本目。Kさん、なかなかタイムが上がりません。マシンが不調モードに入ったか?と思われた辺りからタイムが上がってくるKさん。マシンは大丈夫なのか?ピットに戻ってきて「タイヤが滑る」とのこと。
続いてのYさんも序盤タイムが上がりません。ピットでは前回の転倒のトラウマかも?と予想。「UP」サインをボードで出しますが、タイムが上がらないまま終了。「失火が直らない。4速でパワーがない。」と。燃費31.5km/L。

後日オンボード動画を確認してみましたら、どうやら4本目はマシン不調に陥っているようです。特にYさん騎乗時は失火がひどい。3本目までは調子が良かったのにインターバルでマシンの調子が変わるGROM。変なマシンだ。

本番前の予行練習と位置づけていた今回の公開練習会でしたが、マシンの調子を維持できていたのが3時間まで。本番はその2倍以上あるわけで、まだまだやらなければならないことがありそうです。ありそうですがもう走行の機会がありません。

ということでGW中も公道テスト。失火原因を特定したかったのですが、公道では失火も起きませんし、ストールもしませんし、パワーダウンもありません。こうなるともうお手上げですな。

本来なら1つ1つパーツを交換して原因を特定したいのですが、時間もないのでもう全パーツを同時交換してみるしかありません。全パーツ交換ってお金も掛かる上に直ったとしても原因が特定できないのでつまらないです。

電気面はパーツを交換することで直る前提で他の部分に手を入れます。

・フロントゼッケンステーを薄くしました。軽量化です。
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・リアゼッケンステーも軽量化。
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・アンダーカウルの割れを補修。久しぶりにFRP作業をやろうとしたら、何かの液が漏れていて収納していたダンボールがぼろぼろ。そしていつものようにストックのFRP液が硬化していてNG。買出しに行ってさくっと補修。
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さらにもう1つメーター追加。これは何に使うものでしょう?
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ガソリンタンクの油面ゲージVer2。ガソリンタンクの脱着練習もしておかないとな。
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この配線ももうすこしすっきりまとめておきたい。トラブル起きても、きっと私にしか分からない。
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あとは電気パーツが届くまでに、Fフォークオイルの交換とタイヤ、チェーンの交換をやっておくかな。

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