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ダイレクト・ドットコム・レーシングの店長日記

ミニバイクレース用パーツメーカーのDCR店長が綴る!

2013DE耐レースレポート土曜日決勝編:その4

ここまで14周、15周、15周、15周と前半4スティントは短めの周回数でバトンを渡してきました。これはライダーが一巡するまではガス欠無しで行きたかったからです。

問題はここからです。21周、21周、そしてゴールまで(計算上は24周)。後半3スティントはいずれも給油した3L以上の燃料を消費する周回数となるわけで、いつガス欠になってもおかしくなく、これまでにどれほどのガソリンを貯金できていたのかが問われます。

ラップタイムからの計算によると、前半若干ペースが速過ぎたので、ここで2分50秒平均に戻すべく、次のライダーのあっきーさんには2分53秒~55秒での走行をお願いしたのですが・・・
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2分50~58秒の間で毎ラップ大きくタイムがばらつきます。

速いライダーさんにとってペースを落とすのはとても簡単な事かと思っていましたが、落とし加減がすごく難しいようです。もちろん単にタイムを落とすのでは意味が無く、燃料をセーブしなければいけないので、さすがのあっきーさんも苦戦の模様。

ちょっとタイムが落ち過ぎな感じになってきたので、2分50秒ペースに上げてもらおうと、サインボードで「UP 250」と表示したのですが意味が通じなかったようで、次の周に「UPUP」と出したら「全開で行っていいのだな」と伝わってしまったようで、いきなり2分46秒の自己ベストを出しちゃってます(笑)。

もうすこし綿密にサインボードの出し方を打ち合わせるべきだったと反省したのですが、その後すぐにこちらの意図が通じたようで、2分52~53秒ペースで安定して巡航してもらえました。さすが、抜群の安定感ですよ、あっきーさん。

あっきーさん走行後の給油作業にて。
ガソリンタンクを外からコンコンと叩いてどこまでガソリンが残っているかを確認するグリーンさん。
しかし「ここまで残ってます」と言われましても、それが1Lなのか0.5Lなのか、私は分らないのであります(笑)。
分らないのは分っていても、全然ダメなのか行けそうなのか、何らかの感触を得たいのですよね。
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次はnagayamiさん。
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nagayamiさんも2分50秒ペースでひたすら我慢して走行。どうせガス欠するのなら最終スティントでのガス欠が一番ロスが少ない。「次のグリーンさんに全開で行って貰うために一滴もガソリンを無駄にしなかった!」と飛ばしたい気持ちを抑えて、引き立て役に徹したnagayamiさんは大人ですねー。
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さあ、最後の給油を終えました。最終ライダーのグリーンさん騎乗です。

走行前に
「ガス欠覚悟で順位を上げろというのなら「UP」サインを出してください。」
「もう追いつかないのでポジションキープで完走しろというのならターゲットタイムを出してください。」
「でも・・・」
「僕が毎周15秒ずつ追い上げたら3位まで上がれます」
とグリーンさん。

 つまり・・・全速全開で行きたいわけですね(笑)
 (いつもおいしいところもって行きますね~)

それはチームのメンバーもみな同じ思いです。そのためにあっきーさんもnagayamiさんもペース調整したのですから。

レース時間は残り1時間10分ほどです。順位は7位くらいか。
自分達より上位にいるチームが、今後給油に入るのか?どれくらいのペースで走るのか?
これが分らないと、どのチームがターゲットになるのか分らない。

サインエリアに置いたモニターを見ながら、みんなで考えている間もグリーンさんはひたすら飛ばす。2分45秒のハイペースです。

そのうち2チームが給油インし、5位。

さらに前の2チームは燃費走行していて、1周に付き15~20秒も差が縮まる。みんなで計算した結果、グリーンさんの事前試算の通り、全開で行けば直前の2チームには追いつく!

「順位を上げろ!ならUPサインを」とリクエストされていたのですが、これ以上はタイムは上げられないだろう(UPサイン出して転ばれても困るので(笑))と判断し、前車とのタイム差をサインボードで知らせることにしたのだが・・・

たとえば1分30秒差だとすると、130と表示するのもありだし、秒換算で90と出すのもあり。そのあたりの打ち合わせを全くしていなかったので、グリーンさんには通じていなかったようで。。。すみません。
まあサインボードの意味が分らなくても、もう全開で行くだけですよね。

みるみるうちに差が詰まってきて、4位浮上。続けてもう1台も抜き去り3位!メンバーは大興奮!
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ビクトリーコーナーの切り返しでこの伏せっぷり!
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この時点でDE耐クラス2位でトップを走る常勝チームには1周遅れ。同一周回ではない後続には2周差があったので、ペースを落として完走を狙ったほうがいいんじゃないの?と他のチームの方がとても貴重なアドバイスを下さったのですが、チームのメンバーは誰一人として同意せず(爆)。
このペースで迫っていけば、トップがあわてて、何かが起きるかも?みんなそう思っていたのでしょうか?

グリーンさんも最後の最後まで2分45秒のハイペースで、何かが起きないのならオレが奇跡を起こしてやろうじゃないか!という感動的な走りです。
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17:00。トップがメインストレートを通過しチェッカー。そのわずか後ろでグリーンさんも無事チェッカーを受ける!
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2013DE耐(土曜日) 
♯18 ダイレクトドットコムレーシング 
125周(着順・周回数順位とも総合3位、クラス2位)
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過去最高のリザルトにメンバー大喜び!
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※画像提供:エストレヤ☆パワーレーシングsumiさん

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