前日の夜は当初は車中泊の予定でしたが、エストレアsumi氏の粋な計らいでホテルステップワンで熟睡。
自分はレースを走れなかったのに、仲間の宿代を出すなんて、太っ腹。
よっ!sumiさん、人間的に成長しましたね!(請求回しておきます)
しっかり寝て、すっきり起きたら、外は・・・
ウェット!夜のうちに雨が降ったようです。
仕方ありません、そういう天気予報でしたから。
サーキットに着くと、雨は降っていないものの、あたり一面
霧!これではなかなか乾かない。それどころか、いつ雨が降ってきてもおかしくありません。
そんな天気のまま、各クラスの練習走行が始まります。皆、レインタイヤです。
われわれもレインタイヤに交換します。
え~、ちなみに、F村さんも私も、レインタイヤでウェットレースをしたことがありません。
そう、晴れ男なんです。(ちまたでは私が雨男だといううわさがありますが、間違いです=きっぱり!)
STクラス練習走行スタート。15分間しかないので7~8周で交代します。二人ともメロメロなタイムで終わります(特に私は1分切れなかったような・・・(汗))。
----ここからは番外編:チャレンジクラス----
F村さんは続けて、チャレンジクラスの予選に出走。タイヤが温まっている利点を生かし・・・切れず(笑)、予選9番手。しかし6位までとはそれほどタイム差もありません。決勝に向けて闘志をみなぎらせます。
チャレンジクラス決勝
F村さん、9番グリッドから猛スタート!と、思いきや最前列でストールしたマシンにあわや
追突~!間一髪のフルブレーキで追突を回避しましたが、おかげでほぼ最後尾です。
ここから追い上げます。ガンガン攻めてます。結果、1コーナーで、ヘアピンでレインタイヤが悲鳴をあげて、うにゃうにゃしちゃって、それ以上攻められなくなったそうです。
8位でゴール。
レインタイヤの経験不足が出てしまいましたね~。今度は一緒に雨練習しましょう。
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そしてついにSTクラス決勝。
くじによるグリッドは例によって良いことはなく、16台中の10位。微妙~。
ハーフウエット路面ながらタイヤはドライ。
いや~、テントを張ったトイレ前からコースを見たら「完全ドライ!」に見えたんだけど、いざコースインしてみると、「ありゃ、思ったほど乾いていないじゃん・・・」。
乾いていないと思ったけど、「ドライにしましょう」って私が言ってタイヤを交換したので、いまさら「ぬれてますね」とは言えない(笑)。
まー、スタートはF村さんですし、私の乗るころにはきっと乾いているでしょ!(笑)
ということで、スタートライダーはF村さんで
レーススタート!気合の入ったF村さんの足を、私のキャブセットが引っ張り、可も不可もないスタートに!(ごめんなさい)
しかし今日のF村さんは違った!身長170後半(たぶん)の大きな体を折りたたんで、しっかり伏せてます。
70キロ以上のウエイト(たぶん)ながら、ストレートで前車に襲い掛かります。気迫が伝わってきます。
途中3台でのバトルになります。抜かれても離されません。相手のミスや周回遅れを交わすタイミングを利用して再度逆転してます。
30分経過。他のチームがライダー交代を始めます。
うちは私が体力がないので、できるだけ長くF村さんが走ります。
35分経過。残り25分。サインボードで「P」を出す。5位まで上がってます。すげ~。プレッシャーかかるな~
F村さんピットイン。私、発進します!
いきなり全開走行します!路面はライン上は完全ドライ。ラインを外したときと白線の上は気をつけよう。
ガンガン行きます。でもタイムは速くないです。50秒切れてません。
もっと頑張ってみます。まだ50秒切れません。
そのうち早くも体力カラータイマーが点滅を始めます。雨対策でヘルメットが曇らないようにブレスガードを装着していたのが原因か、やけに息苦しい。こんな時はみんなどうするんだろ?
とにかく前にいるマシンを抜きます。今日のマシンは走ってます。ストレートで抜けるので楽チンです。
ストレートにある電光掲示板(1~6位を表示)で順位をチェック~。F村さんは5位だった。そこでピットインしてライダー交代したんだから6位以下に落ちているはず。まずは6位の位置にわれわれのゼッケン「55」が現れるまで頑張る!
が、ぜんぜん現れない。抜いても抜いても現れない。
「げ、マジかよ。一体何位まで落ちたんだ?」
ふとピットロード側に目をやると、F村さんがサインボードを出してくれている。
「+9 T8」・・・どういう意味?(笑)
サインボードを出してもらうのに慣れていないので、意味が分からん。
「+9」は後続に対して9秒リードっていう意味かな?(あってます?)
「T8」は・・・やっぱり分からん。
まあとにかく電光掲示板にゼッケンが出てないってことは7位以下ってことなわけで。。。
それではまずいわけです。目標は表彰台なんですから。
目標と現実のギャップで心が折れそうになりながらも、頑張ります。
F村さんと2人で頑張った辛い夏合宿や誰もいない富士で雨に打たれながら一緒に練習した日々が思い出され、少し感傷的になります。
そして
これでもかと抜きまくったのに電光掲示板にゼッケンが現れないまま、チェッカー。
ピットロードではF村さんが万歳してます。
「やさしいな~、F村さん。目標が達成できなかったのに喜んでくれるなんて。。。」
1周回ってピットロードに入ると、車両保管所に誘導される。
「え、6位までに入った?」
最後の1周で上がったのかな?と思いながら、車両保管所に行くと、すでに5台のバイクが止まっている。
「あ~、やっぱり6位なんだ」
入賞はうれしいけど、目標が達成できず・・・
「で、何位なんですか?」とF村さんに尋ねたら
「2位です!」「え?本当?じゃ、あのサインボードのT8って何?」
「残り8分の意味です」
そ、そうなんだ・・・(事前に打ち合わせておきましょう)
電光掲示板の下のほうの5位とか6位のところばかり見ていて、上のほうを見ていなかったのですが、ちゃんと2位の位置にゼッケン「55」が表示されていたんだそうです。
ってことで、リザルトを見ると、トップとは1周遅れ、3位とは1周差という状況の中で、無駄に頑張っていたという気がしないわけでもないですが、めでたく目標達成で表彰台です。

記念の楯。うれしー。

F村さんに持ち帰ってもらっておうちで自慢してもらおう。今日の立役者はやっぱりF村さんだしね。速いライダーが走ることが多い前半で上位をキープしましたし、長い時間走ってもたれなかったしね。
レース後はお食事しながらの反省会。
「今度はこういう練習をしましょう」って話ばかりで、全くもって真面目です、F村さん。
来年も頑張ってくださいね!

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番外編:DE耐クラス
今年のもてぎショートコース選手権は天気に恵まれませんが、その中でもDE耐クラスはさらに恵まれません。
今回も土砂降りの中のレースです。
表彰台

おなじみのエントラントが上位を占めました。
今日はやらないといわれているシャンパンファイトをしようとして、ほぼ全員に突っ込みを入れられている(笑)、某マフラーメーカー社長。

もて北チャンプM氏にも使ってもらっている
「NSRステップホルダー用プレート」

Oさん&某マフラーメーカー社長さんチームにも今回からご使用いただいております。
ありがとうございます~



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