ダイレクト・ドットコム・レーシングの店長日記

ミニバイクレース用パーツメーカーのDCR店長が綴る!

2017DE耐参戦記その13(春のDE耐Z125編6)

Z125チームの最終スティントは神田さん。現在総合10位です。
18402928_1207940425981823_5455014917768026529_n.jpg

Z125クラスでは2位に圧倒的な差をつけているのでクラス優勝は間違いない。もうタイヤはとっくに終わっていて転ばずにゴールするだけでも大変な状況なうえに、給油をキャンセルして周回数を稼ぐ作戦に切り替えたため、ガソリンが厳しくアクセルが開けられませんが、総合9位のチームと競っていて、一つでも順位を上げるべくクレバーな走りをしています。

最終ラップでそのチームをかわし、見事総合9位でゴールです!
https://youtu.be/auDZUKaJOUA

♯18ダイレクト・ドットコム・レーシング(チームZ125) 周回数120周 総合9位 Z125クラス最多周回数賞

当初の計画では121周を予定していました。
マシンのセットアップが改善しないままレースを向かえ第1スティントでタイヤライフが終わるという想像以上の過酷な状況下のレースでしたが、予定を変更して給油をキャンセルするなど的確な判断で、計画よりたった1周少ないだけの120周走ったのは、さすがのメンバー力でした。

とはいえ、鈴鹿ミニモトに続きフラストレーションの堪るレースになったDE耐に満足を得たメンバーはいなかったと思われます。

18342091_1371480829613005_6789215894009642988_n.jpg

スポンサーサイト

PageTop

2017DE耐参戦記その12(春のDE耐GROM編6)

レースも残り2時間少々。GROMチームは残りの時間を海老名さんと水口君が担当。

ライバル♯96SatuHATIさんとは3周差。ラップタイムで3周差をひっくり返すには毎周10秒以上差を詰めていかないといけない。

ライバル♯96SatuHATIさんはラップタイムの速い第1ライダーさん、第2ライダーさんだけで走って、差を詰められないようにしている。きっと第3ライダーさんは最後に数周乗るだけだろう。くやしいけど合法です。立場が逆なら私もそうしますしね。
唯一の可能性は、ライバル♯96SatuHATIさんがガス欠でストップするか、もしくは、超スロー燃費走行するか、しかありません。

しかし我々と同等のラップタイムを刻みながら、給油を一回減らせるだけの燃費の良さ・・・そんなことが可能なのだろうか???

コース上では3周遅れながらもライバル♯96SatuHATIさんと絡む海老名さんと水口君。タイヤのグリップも落ちつつある中、必死のコーナーリングでライバル♯96SatuHATIさんを抜きますが、ストレートで簡単にパスされます。スリップを使われてジリジリと抜かれるのではなく、あっけなくドーンと抜かれます。

海老名、水口。。。このライダーたちを簡単に抜く・・・そんなことが可能なのだろうか???

自分が作ったマシンの至らなさに凹みまくりました。マジで。
でもやれることはやってきたつもりだった。他に何をすべきだったんだろうか?もう全くわからない。

そんな中でもライダーは全力疾走してくれています。
ピットクルーも1周も休まず、タイム計測、サインボード出し、ライバルの動向チェックしています。
最高のチームです。

●海老名さんと♯96の戦い
https://youtu.be/uLsbsP39ADQ

でも3周差の2位。

98周目に海老名さんが給油イン、アンカーの水口君にバトンタッチします。同じタイミングでライバル♯96SatuHATIさんも給油イン。

残りの周回数から想像するに、ライバルのガス欠はもう有り得ないな、と。負けた、と。

でもライダーは最後まで諦めない。レースも終盤、106周目に水口君がこの日のチームベストとなる2分51秒771を出す!何かが起きると思っているのか、起こそうと思っているのか!そんな走りで2周差に詰めます。

●水口君と♯96の戦い
https://youtu.be/KIEFPsFgvq0

残り3~4周でライバル♯96SatuHATIさんは第3ライダーさんが登場。10秒以上遅いラップタイムですが、もうどうにもなりません。
エンジョイクラスの♯1が2分46秒というビックリするタイムで我々を抜き、我々は総合3位でゴール!GROMクラスでは2周差の2位でした。

PageTop

2017DE耐参戦記その11(春のDE耐Z125編5)

タイヤライフが終わった状態で第3スティント神田さんスタート~。
18403366_1284318065021023_1197345831931406309_n.jpg

ライダーが変わって何か変わってくれることを期待しましたが、そんなはずはなく(だって、タイヤ終わっているんですから)、ラップタイム3分での走行が続きます。

普通の状態なら抜かれるはずがないマシンに抜かれる屈辱。。。でも順位は8位前後をキープしています。

そんなスティント中にSCが入ります。すかさず給油インする神田さん。

まだ10周しか走っていませんが給油後はスタートライダーを務めた谷野さんにスイッチ。
18423737_1207940165981849_6631089384675135901_n.jpg
スタート時とは全く異なるグリップ感。第1スティントより10秒も遅いラップタイムです。転ばないだけで精一杯だったと思われますが、実際のところどうでしたか?谷野さん。

ピットでは作戦会議。この後どうするか???

1.このまま3分オーバーのペースで走って何とか燃費を稼ぎ、給油を1回キャンセルして周回数を稼ぐ
2.思い切ってタイヤ交換し、ペースを回復させて周回数を稼ぐ

どちらにしようか。。。

ペースは3分6秒くらいまで落ちている。早く決断しなくては。
新品タイヤは残っているがスペアホイールはないのでタイヤ脱着の必要があります。タイムロスは少なくない。

出した結論は、このままペースを落としてゴールする、というもの。精神的に厳しい決断でした。
申し訳ない、速いマシン、燃費のよいマシン、タイヤに優しいマシンを作れなかった私が悪いのです。

谷野さん28周、水野さん25周、辛い走行が続き、9位で最終スティント神田さんに繋げます。
18403563_1207940345981831_8441810798940901022_n.jpg

PageTop

2017DE耐参戦記その10(春のDE耐GROM編5)

第3スティント、ライダーは矢崎さん。20周の予定です。
18342478_1057752751024091_5188325769717910626_n_20180106104158e5c.jpg
18275265_1057752891024077_2313157715791115846_n_20180106104200d4b.jpg

水口君と同じく、ライバル♯96SatuHATIさんを上回るペースで順調にラップを重ねていきます。給油で11位に落ちましたが4位まで復活!
18424974_1207932612649271_4382715815903637807_n.jpg

が、9周を走ったところで、SC導入。事前打ち合わせ通り、矢崎さんが給油イン!

さっき給油したばかりではガソリンタンクに十分な空きスペースがないと思われているGROMですが、そこは用意周到なDCR。事前の給油練習でこんな状況でも3L入れられる技を習得しています。給油インして何とか3Lを詰め込みます。

で、私は給油中にこの後のライダー順をどうするか考えます。小さい脳みそをフル回転してw

選択肢は3つ

1.予定通りトータル20周走ってもらう
2.次の3L給油が出来るだけの空きスペースが出来るまで走ってもらう(ここから20周)
3.タンクが空になるまで走ってもらう

チーム内ベストタイムを持つ矢崎さんに長く走ってもらうのが得策なので、私としては3を選びたいのですが、そうするとこの後40周近く走ってもらうことになってしまう。既に9周走っているので49周の走行です。2時間半くらいの長時間ランになります。

さすがに体力的に厳しいかな?それに何より、「2時間半走ってください」とは言い難い。まだ矢崎さんと会うのは2回目なので遠慮がありましたし、非情な人と思われたくないwww

で、少し遠まわしに、「長くなるかも知れないけど大丈夫ですか?」と聞いたら、間髪いれずに「大丈夫です」とのお返事が!さすが一流ライダーです。
(この時、水口君は私なら絶対に3を選択するだろうと思ったそう。すでに非情な人間と認識していたみたいですwww)

給油を遅らせていたライバル♯96SatuHATIさんはこのSC中に給油イン。う~ん、運もライバルに味方してます。

給油を終えて、矢崎さん再スタート!再びハイペースで飛ばしてくれていたのですが、5周ほど走ったところでまたまたSC導入。

ああ。。。さすがにここでもう3L入れる空きスペースはなく、SCのスローペースに付き合うことに。全くついていません。

2度目のSCが開けて、ライバル♯96SatuHATIさんはここまで給油が1回少ないので4周先行していますが、第3ライダーさんがペースが遅ければ我々にもチャンスが生まれるはず!

が、しかし、なんとライバル♯96SatuHATIさんはここで3人目のライダーさんではなく、一番速いと思われる第1ライダーさんが再び騎乗。

やられた。。。

しかし矢崎さん、これまでより1~2秒ペースアップして何とかしようとしてくれています。体力的に厳しいはずの長ロングランなのに、むしろ後半にどんどんタイムアップしてます。ライバル♯96SatuHATIさんが給油に入ってもまだハイペースのまま走り続け、
18301286_1207932609315938_3019657657252442626_n.jpg

ついにトップに!(ライバル♯96SatuHATIにペナルティストップもあったようです)
P1100806.jpg

そして46周のロングランを終えて矢崎さん給油イン。首が痛い、腰が痛いと言うのかと思ったら、さらりと「平気でした」とwww

私「次の耐久でも2時間半お願いします」と心の中でお願いいたしましたw

PageTop

2017DE耐参戦記その9(春のDE耐Z125編4)

Z125チームの第2スティントは水野さん。ここまで予定外に速いペースで走れ、GROMチームと同時にピットインできている。

このままGROMチームのスリップストリームを使って、燃費を伸ばして給油キャンセルして、GROMチームと同じ戦略が取れるかも・・・

という夢を一瞬見たものの、現実は違っていました。

そもそも車体のセッティングが出ていないマシンで想定以上のハイペースで走ったため、すでにタイヤライフが終了していました。まだ6時間も残っているのに、です。

水野さんをもってしても、3分切るのがやっとのペースです。それでも順位は5~6位をキープしているのですから、さすがです。
18342652_1284318008354362_6845719921490927321_n.jpg

しかしGROMチームから毎周4~5秒離されていきます。こうなるともうどうしようもなく、もともとの作戦通り17周で水野さんを給油インさせます。

給油時にタイヤの状態を見ると・・・もう完全に終わってます(汗

まだ5スティントも残ってます。。。この状態で次に乗るライダーの神田さんの心中はいかに?

PageTop